Paul Graham方式

tokenごとのspam確率を求める方法

Paul Graham方式でのtokenごとのspam確率をpg(w)とする。pg(w)を求める際の特徴を挙げる。

  • cleanな方向にバイアスをかけるために、cleanなメール中での実際のtoken出現回数を2倍してから、計算する。
  • 過去に出会ったことのないtokenのpg(w)は、0.4とする。

メールのspam確率を求める方法

Paul Graham方式では、特徴的な(0.5より遠い)pg(w)を持つ15のtokenを使用してcombining probabilityを求め、それをメールのspam確率としている。

Paul Graham方式の問題点

  • 確率の定め方が不適切(spamらしさを表していない)
    • 出現回数を考慮すべき
    • spamらしさと非spamらしさが離散関係にあるのはおかしい
    • Baysianの方法を正しく適用していない